実質０円携帯が無くなる？無くならない？大手3社が端末割引の見直し…。

携帯電話大手3社が『0円端末』いわゆる実質0円の携帯を、

月内で終了する方針と発表した！

そもそも問題とされているのって携帯本体の料金なのか！？

実質0円をやめた場合どんなことが起こるのか…。

■本来の問題ってそこ！？

本来の問題は、携帯電話料金引き下げが問題のはず…

『携帯（データ使用量）をたくさん使う人が携帯料金が高いのは納得ですが、携帯を使わない人間が、たくさん使う人間と同じ料金というのが問題』

で、今回の話は『実質0円をやめる』ということですが…

「ん？そこが問題だった？」と思いましたよね？

今回の話は『実質0円』がキーワードです！

■実質0円携帯は無くなる？無くならない？

ＮＴＴドコモなど携帯電話大手３社は２９日、総務省に対して「実質０円携帯」など行き過ぎた端末割引見直しなどの取り組み状況を報告した。
同日に決算会見したドコモの加藤薫社長は「２月から０円以下は慎もうという気持ちだ」と、総務省の要請に対応する方針を明らかにした。

引用：http://news.yahoo.co.jp/pickup/6189458

これだけを読むと、

『携帯料金高くなるじゃん！』

と思います…

が！



補足説明をすると、

0円携帯を無くすというよりは、

携帯会社を乗り換える、

いわゆる…

『番号持ち運び制度（ＭＮＰ）の多額のキャッシュバックを無くす』
という話なんです。

どういうことかと言うと、

短期間でお金をかけずに機種変する場合、

安く済むのって他社への乗り換えですよね？

その時使用するのが『実質0円』です。

『他社から乗り換えで今なら…』なんてよく見かけますよね？

今後それが難しくなるということです。




ということは、

自社での料金の引き下げは自由だと思われますので、

『実質0円は無くならない』

という結論に至ると推測します。

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■仮に実質0円が無くなったらどうなる？

ざっと思いつくだけ紹介！

・型落ち機種が売れない
・在庫処分に困る
・入荷待ちが相次ぐ
・契約者が減る


高いお金を払って古いものをわざわざ購入しようとする人は殆どいないですよね？

同じくらいの料金だったら新しい機種を選びますよね？

それに2台持ちをしたい方も、しづらくなりますよね？

即ち、古い機種（型落ち）を購入する人がかなり減るでしょう。




それと同時に、在庫管理が大変難しいものになりそうです。

余ってしまっては在庫の処分にも困りますし、

余らないようにギリギリを狙っていると、

在庫がなくて取り寄せないと…なんていう感じになります。




実質0円が無くなることにより、

格安SIMなどに移行する客が増え契約者がいなくなってしまう。

『客離れ』

が考えられます。




今ざっと思いついたのはこのくらいですが、

きっとまだ不便になることがあると思います。

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■春商戦に向けた各社の対応

3社が春商戦に向けた対応を発表！

◇ドコモ◇
※低料金プラン※
家族でデータ通信を分けあえるプランを9500円から6500円に引き下げ。
通話定額とのセットで1人当たり月5000円未満に

※学割※
25歳以下の客に3年間、データ通信（月6GB分）プレゼント

※端末価格※
アイフォーンなど実質0円などで販売していた一部の端末を１万～２万円値上げ



◇au◇
※低料金プラン※
データ通信と通話定額とのセットで月５０００円以下に？

※学割※
25歳以下の客にデータ通信（月5GB分）を26歳の誕生月までプレゼント

※端末価格※
アイフォーンなど実質0円などで販売していた一部の端末を１万～２万円値上げ？



◇ソフトバンク◇
※低料金プラン※
データ通信と通話定額とのセットで月4900円に

※学割※
25歳以下の客に3年間、データ通信（月6GB分）プレゼント

※端末価格※
アイフォーンなど実質0円などで販売していた一部の端末を１万～２万円値上げ？



ドコモが最安を3000円引き下げになっています。

こうみるとドコモ異様に高いですよね…。笑




色々な問題や価格の変動がありますが、

今後の携帯電話業界はどうなっていくのでしょうね？

これからのニュースなどにも注目です。


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